困った時のヒント
線路の敷き方には様々な種類があります。ここでは基本の3種類を紹介します。
単線とは、一本の線路で駅を繋ぎ、列車を走らせたものです。
単線で列車を2本以上運行する場合は発車条件を設定をしないと列車がぶつかってしまいます。駅や信号場などのホームを2つ用意し、うまく列車をすれ違わせましょう。
メリット:線路敷設費用があまりかからない
デメリット:列車を2本以上運行する場合、発車条件を設定しないと列車がぶつかってしまう
複線とは、二本の線路で駅を繋ぎ、上り列車と下り列車それぞれを別の線路に走らせたものです。
線路を一方通行で使うので、列車がぶつからずに運行できます。
メリット:列車の本数の調整をしやすい
デメリット:線路敷設費用が2本分かかる
環状線とは、線路を輪状に繋ぎ、一方通行で列車を走らせたものです。
多くの列車を運行できて便利ですが、輪のように繋ぐためには広く線路を敷設する必要があります。
はじめは単線や複線で路線を伸ばしていき、ある程度周囲が発展してから環状線に変更するなど、計画的に作りましょう。
メリット:列車の本数の調整をしやすい、広い範囲を発展できる
デメリット:輪を繋げるための線路敷設費用が多くかかる
鉄道利益を増やすには、列車の運行にかかる費用よりも売上を大きくする必要があります。
以下の点を見直して利益を増やしてみましょう。
プランから運賃の値上げを行うと、旅客列車の売上を簡単に増やせます。
ただし、運賃の値上げによって列車の利用客が減ってしまうおそれがあります。
運賃を値上げしたら公共交通利用率が下がっていないか確認してください。
駅の周囲に子会社を建設すると列車の利用客が増え、旅客列車の売上も増えます。
ただし、列車の利用客を増やすために建設した子会社が赤字になってしまっては元も子もありません。
子会社の種類や建設場所に注意して子会社にも利益が出るように行いましょう。
駅と駅との間の線路はなるべく無駄が出ないように線路を敷設することで、運行費用を抑えます。
列車の運賃は列車が走った距離ではなく、駅と駅の直線距離によって決まります。
つまり駅間の線路が曲がりくねって長くなっていると運行費用が高くついてしまいます。
経路の見直しをして無駄な出費を抑えましょう。
乗客が少なく、売上より費用がかかる時間は列車の運行を止めましょう。
列車メニューの列車の運行計画から営業時間を設定しましょう。
列車の編成数の見直しも重要です。
なるべく満員に近い状態まで編成数を減らすことで運行費用を下げられます。
もし利用客が少なく利益が出ないようであれば、編成数を減らしましょう。
プランの列車開発で運行費用が安い列車を開発できます。
ただし、列車開発には多額の費用がかかります。
開発費の元を取るには時間がかかるでしょう。
貨物列車も旅客列車と同様になるべく無駄な運行を減らすことが大切です。
貨物を積まずに列車を運行したり、貯蔵場に貨物を降ろす余裕がないのに運行したりすると、売上はないまま運行費だけがかかってしまいます。
旅客運賃と同様に、貨物運賃も駅間の距離で決まります。線路はなるべく効率的に敷設しましょう。
列車の乗客が増えれば、鉄道売上も上がります。
いくつかの状況を確認しましょう。
列車の乗客数には出発する駅の発展状況だけでなく、行き先駅の発展状況も影響します。
よく発展した駅から列車が出発しても、次の駅が全く発展していなければ乗客は乗りません。
発展していない駅の周囲に子会社を建てるなど、駅の利用客を増やしましょう。
新しく路線を作る場合は、発展している場所から別の発展している場所と繋ぐように線路を敷いてください。
もし隣街が大都市であれば、線路を繋ぐことで多くの乗客が期待できます。
人が多く利用する時間帯に列車が発車しているかを確認しましょう。
駅の周りにある建物の種類によって人が多く利用する時間帯は変わります。
例えば、オフィス街や住宅が多い地域の場合、平日の朝や夜の利用者が増えます。
「公共交通利用率」は列車やバスを利用する人の割合です。
この割合が低いと乗客は少なくなります。
プランの運賃値下げや季節ツアーを行って、公共交通利用率を上げましょう。
反対に運賃値上げをすると、公共交通利用率が下がってしまうことがあります。注意しましょう。
駅の利用者に対して発車する列車の本数が多すぎると、乗客が分散して減ってしまいます。
利用客の少ない駅では、列車が発車する時間を広げましょう。
列車の本数を増やす時は、列車が満員に近づいた時に行うと良いでしょう。
少しではありますが、社員状況も乗客数に影響します。
社員状況を悪化させないように普段から気を付け、プランで改善しましょう。
バス利益を増やすには、列車と同様に売上を増やし費用を減らす方法を考えましょう。
ただし、バスは規模が列車よりも小さいため、工夫しても列車ほどの利益は出ません。
街を発展させるための促進剤として利用し、赤字運行にならないようにしましょう。
船の航路が見つからない場合、複数の原因が考えられます。
船の大きさを考慮して航路を確保しましょう。船の大きさは以下の通りです。
貨物船:幅2マスx長さ4マス
フェリー:幅1マスx長さ3マス
船が航行するのに十分な幅がない、もしくは航路がふさがっていることが考えられます。船が航行するには、幅に応じた深さB1以下のマスが必要です。
シナリオの場合は邪魔なものを撤去する、コンストラクションの場合は土地造成を使うなどして、十分な広さを確保しましょう。
1F~3Fまでの間に線路・道路、橋脚や建物といった構造物がある場合は、船が通ることができない可能性があります。
通り抜けられる幅があれば、船は自動で障害物を避けます。ただし、船は1マスにつき45度までしか角度を変えられません。
初回の運行は新しい路線/列車の見物で特別に乗客が多くなります。その後から駅周辺の住民など、鉄道を常用する人たちが利用するようになるので、平時の利用者数を知りたい場合は時間を置いてから確認しましょう。